私はPになれない

 

常日頃じゅぴを愛でてはモバマスを走りエムステを走り萌えを語り絵を描きと忙しない毎日を送っている私だが、実はアイマスという文化にそこまで深入りしているわけではない。

 

なんなら、本家アイマスはなるたけ近づかないようにしてる節もある。

それはえむくんにも関係ない話ではなく。基本的にsideMは箱推しで好きだし、わいわい騒いだりしてはいるものの、まあそのなんと言うか、理由あってじゅぴとその周辺を信仰している。

 

何故なら私はプロデューサーじゃないからだ。


 

 

ひとつ大事なことがある。

私はJupiterに対して「プロデューサー」という立ち位置ではなく、あくまで「ファン」として好き、という感情がある。

そもそもの入り口がアニマスJupiterまとめ動画とか、ミニアルバムJupiterとか(神ドラマボーナストラック)、アニメsideMとか、比較的第三者視点から得られるJupiterがメインだったからなのではないかなと思ったりもするけど、だってJupiterは最初から「アイドルであるためにアイドルをしている」のだ。あんなにファンを想ってアイドルでいてくれるのだ。

 

楽しみ方は人それぞれなので他の方のスタンスを害する気は全くないことを前提に自分の考えを述べるわけですが、

とにかく「アイドルにこっち向いて欲しくない」んですよね。

 

ファンなのになんでって?…ファンだからだよ!!!!

私は…私のJupiterは(私のじゃねえよ)、プロデューサー(※ここでは私)の力なんてなくてもトップアイドルなんだ!!!!!!彼らはまあ理由あって事務所を移籍して今はプロデューサーがついたけど、彼らは自分たちの力で輝けるんだ!!!!!!プロデューサー(私)なんて見なくていい!!!!!!!!デレなくていい!!!!!!!!!!!!!

じゅぴはじゅぴで仲良くやって、あとはステージとファンだけ見てて!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

という謎の拗らせ感情を抱いている。どうかしてるよね。私もそう思う。

Jupiterというアイドルへの信仰、とにもかくにも彼らに干渉したくない、干渉できるわけがないという気持ち。そりゃあ彼らの(アイドルとしての)裏側である素顔やエピソードを垣間見れるコンテンツに感謝しているけど、あくまでJupiterが作り出すステージを観客席から見ていたいんだ。その姿に惚れて今こうして怪文書書いてんだ。冬馬に会いたい!側なんだよ私は。チケット戦争に買って、スタンドからペンライトを握りしめて米粒のようなJupiterを必死に肉眼で追いたい。

 

…315次元くらいFC先行でチケ用意されてアリーナ最前でファンサされたい?

それはそう。

 

幸いにもというかなんというか、モバエム(&エムステ)のテキストって絶妙なんですよね。315プロのP、

  • 性別が不明
  • ほぼ喋らない=自我がない
  • でもいる

という感じで、極端に自己を出さないのが特徴。アイドルに積極的に何かアクションを起こすわけでもなく、関わり方もあくまで仕事付き合いの程よい距離感。まあ何もしていないような気がするのになぜかアイドルからドス重感情を抱かれている場合があるんですがそれはそれとして。

 

 

ところで例えば気になってはいたものの逃げ続けていたミリシタを、玲音が実装されたのでいそいそインストールして始めてみたわけです。

すると765のP、喋る喋る!!!!自我がある!!!!!

これが噂の俺Pってやつか…と不思議な気持ちになった。sideMのP像に慣れていたせいで余計に自己認識のずれがすごかった。これが標準なのかと思うとある意味恐ろしくもある。カルチャーショック。

 

 

sideM、Pに自分が感情移入する必要がなくて気が楽なところが好き…たま〜にアイドルがこっち向くけど自分はもう賢君が毎日水やりしてる事務所の植木鉢か何かだと思い込んでやり過ごしている。本当は事務所に存在することすらおこがましい?それはそう。

傾向としてカードのセリフ&月ボイス等がドル→→P感情が強めなのかなと思っているんですけど、通常事務所での一コマやイベストはほぼほぼPが介在しないので助かる。弊事務所P、その調子だ。これからも裏方に徹してくれ。よろしく頼む。 

 

 

 

 

 

蛇足

あとひとつだけ整理したい感情があるんですけど。声優さんの方のライブ。例えばプロミ、これはプロデューサーミーティングと名を冠する以上客はプロデューサーなのだろう。まあわかる。

 

ナンバリングの方のライブ。あれもやっぱり見る側はプロデューサーしか求められてないんだよなあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(それはそう)

アイドルが見ているのはプロデューサーだけなのか?じゃあアイドルのファンは見向きもされないのか?でもプレイヤー=Pなのだから、と自分を無理やり納得させながらどうしても心の底から楽しみきれない自分が嫌。すげー嫌。"それがアイマスなのだから"、わがままな感傷なのはわかっている。自分で勝手に作り上げた世界観が公式と解釈違いというか公式が公式解釈なんだから間違ってるのはテメーだよ!!そうだよ!!!!

 

うーん。なんと言えばいいのだろう。

Jupiterのファン、としての自分の楽しみ方を尊重しつつJupiterを追いかけたい。それがアイマスに片足を突っ込みながら足湯で満足している理由なのかもしれない。

 

 

中じゅぴの三人が、ライブでは「プロデューサーも含めたファンに向かって」パフォーマンスをしてくれていることが、小さな小さな自分の世界にとって救いであることは言うまでもない。